株価の動きを検索数から比較してみた ~グーグルトレンドから見るチャート分析~
最近、日経平均などの主要指標がどちらの方向に向かうかなかなか読めない日々が続いていますね~。そんな時、よく使う方法としてマクロ的なファンダメンタル分析やチャート分析がありますが今回は少し変わった方向から分析する方法を紹介します。
まず、皆さんはGoogleトレンドというものをご存じでしょうか??
Googleトレンドとは、特定の期間内にどういったキーワードが数多く検索されているのか?その数の推移をチェックすることができるオンライン検索ツールのことです。
上のような図が出てきます。これは過去5年間の間に「日経平均」と検索された”人気度”をグラフ化したものです。
そして、下の図はtradingviewから引用してきた過去5年の日経平均株価のチャートです。
この二つの図を比べてみると
のように検索数が急に増えたときは日経平均株価が下がっています。
しかし、検索数が増えてきたら下がるといった簡単な考え方ではなく、どちらかというと株価が下がったから検索数が増えたと考えられます。
じゃあ、これは意味がないのかというとそうではありません。注目すべきは検索数が跳ね上がったあとのチャートの動きです。
どの矢印の部分を見ても検索数がもとに戻ると日経平均株価は上昇傾向となっています。
つまり、「日経平均」の検索数が急激に増加したあとは買いのチャンスなのではないかということです。もちろん、ここで説明した部分だけでは検証データとして少ないため、その他の指標等でも検証していく必要があると思っています。
また、この考え方が少しでも面白いなと思ってくださったら検証してみてください。
以上です、それでは。